今回も節約登山をしてきたよ。
事前の準備、登山口へのアプローチ、バッジや登山ルートなど、忘れないように記載していくよ!!
トムラウシってどんな山??
トムラウシは大雪山の中央付近にある山で、大雪山と十勝岳を結ぶ形となっている。
沼や池・花などが多くあり、自然にできた公園のようなエリアが美しい。
花々は、高山の花なので小さい物が多い。
そのため写真では伝わりにくいけど、非常に美しい!!
一方、このエリアは2009年に悪天候による登山で、大量遭難があったことも、有名。
無理な計画や判断のミス・装備の甘さなど、複数の要因が重なったのも事実だけど、
自分の身に置き換えて、安全な登山を考え直す機会として欲しいです。
場所に関して
登山道について
トムラウシに向かう登山道はいくつかあるけど、
日帰りで山頂へ行けるルートは、トムラウシ温泉からのルートしかない。
他のルートはとんでもなく山頂まで遠いよ!!
トムラウシ温泉コース
トムラウシ温泉から登り始めるコースで、コースタイムは往復で12時間30分程度。
非常にロングコースとなる!!
近くにはテント場があり、前泊に使うのも良さそう。
温泉・トイレ・登山ポストと全てが揃っているよ!
さすがに12時間30分はキツいな~
だよね~
でも安心して、短縮登山道っていうのがあるんだよ!!
最初からそっちを教えなさいよ♡
短縮登山口
トムラウシ温泉から更に、車で登った所から山頂を目指すコースで、コースタイムは10時間程度となっている。
2時間30分も短縮できるじゃない!!
短縮登山道の一択だな!!
短縮登山道にも駐車場はあるし、登山ポストもあるから安心して!!
今回のコース詳細
短縮登山道 → 山頂 → 短縮登山口 コースタイムは10時間- 出発時刻 6:10
- 到着時刻 14:30
- 合計時間 8時間25分
- 合計距離 18.3km
- 最高点の標高 2141m
- 累積標高(上り) 1531m
- 累積標高(下り) 1531m
トムラウシまでのアクセス
今回は5泊6日で、旭岳・トムラウシ・十勝岳・幌尻岳・羊蹄山の5座を登るプランを計画したよ!!
百名山の旅の中で一番長い連休を取ったよ♪
旅費を安くするために
今回は、飛行機で安いチケットのある新千歳空港まで行ったよ。
飛行機+レンタカーをそれぞれ別で予約。(車中泊)
新千歳空港はLCCが発着しているから、今回はLCCを使ったよ!!
全行程について
1日目 東京 → 新千歳空港 → 登山の準備をして → 車中泊
2日目 早朝から幌尻岳 → 車中泊
3日目 羊蹄山 → 車中泊
4日目 早朝から十勝岳 → 移動 → 旭岳 → 車中泊
5日目 トムラウシ → 車中泊
↑この記事はこの日!!
6日目 観光して帰宅
幌尻岳はキツいから、雨ではない日を選ぶべき!!
前日等の天気が悪いと徒渉がハードになるから、
そんへんも考慮しよう!!
LCCは本当に助かるよね!
できる限り安く飛行機・レンタカーを予約
値段を比較しながら安いチケットが探せるから、このサイトがオススメだよ!!
サイトがシンプルで操作が簡単なのもGOOD!
少し難しいと思う方は
無理に安くする必要のない方は、予約サイトを使って済ませよう!!
登山口までのアクセス
トムラウシ温泉までは、迷うことなく行くことができると思う。
途中大きな道路から小さい道路に入る。
そのタイミングで、分岐に標識があるから見落とさないように!!
駐車場の場所
車で行ける所まで行くので、見落とすことはないだろう。
登山レポ
トムラウシ短縮登山口
6時10分 トムラウシ短縮登山口より登山スタート!!
駐車場を出ると、すぐに看板があるから迷うことはないよ。
帰りの時は、間違えないようにしよう!!
短縮コースのおかげで、往復で約2時間30分短縮♡
カムイ天井
7時05分 カムイ天井に到着。
カムイ天井は昔は分岐点でったけど、現在旧道は閉鎖されている場所だよ。
看板はあるけど、針葉樹に囲まれていて、視界はない。
体力が奪われやすいから、注意が必要。
少しづつ視界が開けてくる
8時頃、少しずつだけど視界が開けてくる!!
コマドリ沢
こまどり沢出合に向けて、ジグザグな急斜面を下っていくと、コマドリ沢出合に到達する。
分岐には8時20分くらいに着いたよ。
このあたりに水場があるみたい。
あったかな?(笑)
要煮沸なので注意!!
残雪のあるコマドリ沢を登っていくよ。
この日は凍ってなかったから、特に滑ることはなかったけど、軽アイゼンなどの準備をした方が無難かも!!
7月下旬まで雪渓が残るよ!!
登り切ったところで、振り返るとこんな感じ。
前トム平
9時05分頃 前トム平に到着。
このあたりで少し休憩するのがオススメ。
ここから、トムラウシ公園、山頂とラストスパート!!
トムラウシ公園
上の写真は、トムラウシ公園とトムラウシ
少し下って、トムラウシ公園へと向かうよ!!
9時30分頃 トムラウシ公園に到着。
池や小さな花がいくつも咲いていて、非常に綺麗な場所だよ。
南沼キャンプ指定地
気持ちの良いトムラウシ公園の散歩を過ぎると、南沼キャンプ指定地に到着する。
ここにも水場があるけど、要煮沸となる。
そこから右を見上げれば、トムラウシの山頂はすぐそこ!!
最後の力を振り絞って頑張ろう!!
トムラウシ山頂
10時30分頃 トムラウシ山頂に到着。
そこからは、大雪山や十勝連峰の山々が見渡す事ができる!!
どれが、どの山かはわからないけど、景色が非常に良かったよ!!
下山も長い道のりだから、気をつけてね!!
お疲れ様でした!!
雲海も出ていた♡
バッジ情報
発売箇所
- トムラウシ温泉 東大雪荘
でバッジは販売しているよ。
営業している場合はすぐに購入しよう!!
購入出来なかった方へ
周辺の観光
トムラウシ周辺のオススメ観光地をまとめるね!!
ぱんちょう
十勝の名物料理となった豚丼。
その「発祥の店」として、昭和8年創業の「ぱんちょう」が誕生。
最初はオムライス等もやっていたけど、豚丼の専門店として特化することに!!
吟味して選んだ極上の豚ロースを、炭火でじっくり焼きあげている。
ほんのりと香る炭の匂いが食欲をそそる。
最高の豚丼が味わえるよ!!
普通の松竹梅とは逆だから、注意が必要
店主の奥様の名前(ウメさん)のグレードを
高くしたかったからみたいよ!!
いっぴん
いっぴんは、北海道民おなじみのタレメーカーが運営する豚丼店。
その為、タレが非常に美味しい!
お肉は、厳選した国産の豚ロースを使用している!!
炭火で、丁寧に焼き上げているから、
余計な油がおちて、食べやすい♡
湖底線路
こちらは見ての通り、線路が湖に向かっている映えスポット!!
ジブリ映画『千と千尋の神隠し』に登場する「海に続く線路」に似ていると話題となっているよ!!
この線路は、遊覧船を陸にあげる為の引き上げ用のレールなのだとか!!
タウシュベツ川橋梁
タウシュベツ川橋梁は国鉄の線路として、約15年ほ使用されていたけど、ダムの建設に伴い使用することはなくなった。
季節によって水量が変わるため、見られる景観が異なるのも人気の一つ!
晴れた風のない日では水面にその姿が映り、眼鏡のようになるとも言われている。
タウシュベツ川橋梁までの林道は、許可車両以外通行禁止となっているよ
タウシュベツ川橋梁を見学するには、下記の3つの方法があるよ。
- 「国道沿いの展望台から眺める」
- 「現地ガイドの有料ツアーを利用する」
- 「許可を得て車で林道を走行し現地に向かう」
温泉情報
トムラウシ温泉東大雪荘
日帰り入浴 13:00~19:30最終入場(閉館 20:00)
事前に準備しておきたい物
今回のプランで重要なのは、車中泊をどのように快適に過ごすかです!!
寝袋
初めての寝袋ならモンベルが安心!!
マット
レンタカーがフルフラットになるとは限らない。
凸凹を埋めるならマット!
個人的には空気を入れるタイプより折りたたみが好み!!
ハンガー
お風呂のタオルやレインウェアが濡れている時に、車の中で乾かす際に重宝するよ。
天井ネット
車中泊の車内はゴチャゴチャしがち。。。
寝てる時に、眼鏡とか車の鍵とか無くしちゃいけない物を置いておくのにとても便利!!
フットレストを活用すれば、隙間が埋められる
前の座席との間を埋めるには、こちらを活用!!
地図
旅の思い出にも!!
まとめ
- 短縮登山道は使っておくべき!!
- コースのレベルは★★★★☆
- 事前の準備は重要(特に車中泊グッズ)
- 雪渓は、7月下旬まで残るから注意が必要!!
北海道の山は天候が荒れると、本州のアルプス以上に過酷な状況となるから 安全な登山を心がけよう!!
私はこの本を読んで、登山のリスクや
低体温症への備えについて考え直したよ!!
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