今回も節約登山をしてきたよ。 事前の準備、登山口へのアプローチ、バッジや登山ルートなど、忘れないように記載していくよ!!

羅臼岳ってどんな山??
羅臼岳は、知床半島の最高峰で、山頂からは知床半島の山々やオホーツク海、北方領土などを見渡すことができる。
知床半島は、日本の中でヒグマの生息密度が最も高い場所とさているので、登山に行く前の熊対策(装備や知識)は念入りにしておきたいところ。
登山道について

羅臼岳に向かう登山道は全部で3本あるよ!!
- 岩尾別コース
- 羅臼コース
- 硫黄山登山口からの縦走コース

コースの特徴について詳しく教えて。
1.岩尾別コース
岩尾別登山口から羅臼岳山頂に向かうコース。
羅臼温泉コースよりコースタイムが短く、多くの登山者はここから登る。

登山道は整備されていると思うよ!!
登山道は、鬱蒼とした深い森の中に続く登山道を抜け、残雪のある大沢へと続く。
大沢などは7月中旬まで雪渓が残るため、アイゼン、ピッケル等を持参しよう。

銀冷水に携帯トイレブースがあるけど、他にトイレはないよ。
2.羅臼コース
羅臼温泉登山口から羅臼岳山頂に向かう登山道。
羅臼側の登山口は、比較的登山者が少ない。
登山道は、奥深い林・沢沿いの岩飛び・高山植物が咲き乱れるガレ場があり、変化が多い。
夏まで残る急で大きな屏風岩の雪渓があることに加え、距離が長く時間を要するため上級者向きだよ。

雪渓を下り過ぎる等の道迷いが多発しているみたい。
十分に気をつけて!!

残雪のある期間はアイゼン、ピッケルが必要♪
3.硫黄山登山口からの縦走コース
観光地であるカムイワッカの滝のすぐそばにある、硫黄山登山口から硫黄山山頂を経由して羅臼岳を目指すコース。
コースタイムは、非常に長くテント泊するのが現実的。
ヒグマが多数出没するコースだから、テント泊の場合はさらに注意が必要!
※硫黄山登山口~カムイワッカ湯の滝区間の道路は、落石の恐れがあることから通行止めとなっているよ。
6月第3週目の金曜日から9月最終週の日曜日までは、徒歩による登山者に限り「通行止区間の特例使用申請書」を行い、利用することができるよ。
全てのコースで言えることまとめ
- 7月は残雪が多く、ルートが分かりにくい。
- 9月中旬ころまでは登ることができるけど、雪が降る時期だから気を引き締める。
- 熊対策はすべき!!

どのコースもヒグマの対策は必須ね!!
場所に関して

私が選んだコースは
登山するコースは、最も人気で初心者向けである岩尾別コースを登ったよ!!
周辺には観光地があるから、合せて行ってみよう!!

羅臼岳までのアクセス
今回は、3泊4日で羅臼岳・斜里岳・阿寒岳の3座を登るプランを計画したよ!!

旅費を安くするために
今回は、飛行機で安いチケットのある新千歳空港まで行ったよ。
飛行機+レンタカーをそれぞれ別で予約。(車中泊)
新千歳空港はLCCが発着しているから、今回はLCCを使ったよ!!


全行程について

1日目 東京 → 新千歳空港 → レンタカーで知床半島へ → 車中泊
2日目 早朝から羅臼岳登山 → 知床観光 → 車中泊
↑この記事はこの日!!
3日目 早朝から斜里岳登山 → 夕方から阿寒岳登山 → 車中泊
4日目 早朝から札幌へ帰る → 東京


できる限り安く飛行機・レンタカーを予約
値段を比較しながら安いチケットが探せるから、このサイトがオススメだよ!!
サイトがシンプルで操作が簡単なのもGOOD!


少し難しいと思う方は
無理に安くする必要のない方は、予約サイトを使って済ませよう!!

普通の人の行き方
知床半島付近の空港は、中標津空港と女満別空港の2つある。
中標津空港の方が登山口に若干近いけど、女満別空港の方が値段が安いため、女満別空港を選ぶ人が多い気がする。
登山口までのアクセス
新千歳空港から岩尾別温泉までは、約6時間半。

北海道の道は、空いているから高速道路は使わないよ

市街地のエリアだけ部分的に使おう!!
駐車場の場所
駐車場は、木下小屋周辺とホテル地の涯の脇の芝生部分に駐車する。

今回のコース詳細
岩尾別温泉 → 弥三𠮷水 → 羅臼平 → 山頂 → 岩尾別温泉
コースタイムは7時間30分
- 出発時刻 06:50
- 到着時刻 13:30
- 合計時間 6時間40分
- 合計距離 13.3km
- 最高点の標高 1660m
- 累積標高(上り) 1443m
- 累積標高(下り) 1443m

下山後もアプリを切り忘れてしまって、
観光中のログまで入ってしまった。
ごめんなさい!!
登山レポ


岩尾別温泉からスタート
6時50分頃、登山開始!!
登山を開始すると、すぐに木下小屋がある。

登山届はここで提出するよ♪

ここが最後のトイレ!!
熊の目撃情報
いつどこで、熊が目撃されたか一目でわかる地図がある。
気を引き締めていかないといけないことが、わかる。

変な緊張で余計に体力使うんだよな~
祠と森
鬱蒼とした深い森の中に続く登山道を通過していく。
小さな祠があったよ。
木のトンネルを抜けていく
登山道の狭いところを抜けていくよ!!
少し開けてきた
開けてきても、生憎の悪天候だったよ。

フードロッカー
ヒグマに食料の存在を知られないように、臭い漏れを防ぐフードロッカーがあったよ。
日帰りの私達には関係ないけど、テント泊の際は重宝する。
羅臼岳の山頂
本来であれば、オホーツク海・北方領土などを見渡せる山頂。
私は見ることができなかったよ。。。

リベンジすることを誓います。(涙)
登山口へ下山
10時30分頃、牧ノ戸峠(駐車場に)に到着。
レストハウスにてバッジ探し!!
バッジ情報

発売箇所
- 木下小屋
でバッジは販売しているよ。
営業している場合はすぐに購入しよう!!

登る前でも買ってるよ!
買い忘れたら大変だから♡
購入出来なかった方へ

周辺の観光
知床半島のオススメの観光地をまとめるね!!

知床五胡
木道を散歩しながら、羅臼岳などを見ることができるよ。

歩き回っている鹿がたくさんいたよ!!
カムイワッカの滝
簡単に言うと、温かい滝。
上流に温泉があるようで、流れてくる滝の水が入るのに丁度よい温度になっているよ。
滝壺の凹みに温泉が溜まっているので、温泉に入ろう♪

滑りにくい靴を履いて、滝を上に歩くことができる!!
知床峠
車で一番、羅臼岳に近づけるポイント!!
羅臼岳カッコイイ!!
羅臼町側の観光地
知床食堂
羅臼町の方だけど、ウニの美味しい食堂。
鮭なども非常に美味しい。
オシンコシンの滝
観光と言えば、ここも外せない。
オシンコシンの滝は駐車場からも近く、さらっと立ち寄るのに最適!!

お気に入りの滝だよ♡
クルーズ船
海鳥やイルカを見ることができる。
運が良ければ、シャチも見ることができるらしい。

船長が望遠鏡で、動物を探してくれるよ!!

シャチはロシア側にいたらしく
見ることができませんでした。
温泉情報
秘境知床の宿 地の涯で日帰り温泉を行っている様子。
※状況により(宿泊利用者様の混雑時等)日帰入浴利用をお断りすることあり 料金は不明
秘境知床の宿 地の涯 公式サイトはこちら!
岩風呂は、光の加減で幻想的なターコイズブルーやエメラルドに変色するみたい。

事前に準備しておきたい物
今回のプランで重要なのは、車中泊をどのように快適に過ごすかです!!

寝袋
初めての寝袋ならモンベルが安心!!

マット
レンタカーがフルフラットになるとは限らない。
凸凹を埋めるならマット! 個人的には空気を入れるタイプより折りたたみが好み!!

ハンガー
お風呂のタオルやレインウェアが濡れている時に、車の中で乾かす際に重宝するよ。
天井ネット
車中泊の車内はゴチャゴチャしがち。。。
寝てる時に、眼鏡とか車の鍵とか無くしちゃいけない物を置いておくのにとても便利!!
フットレストを活用すれば、隙間が埋められる
前の座席との間を埋めるには、こちらを活用!!
地図
旅の思い出にも!!
まとめ

- コースタイムはそこそこあるけど、早朝から登り、観光も楽しむべき!!
- コースのレベルは★★★☆☆
- 事前の準備は重要(特に車中泊グッズ)
- 知床半島は熊の密度が高いから、熊対策は重要!


コメント