宮之浦岳は離島(屋久島)に存在し、比較的アクセスや、どの登山口から入れば効率がよいか悩む人も多いはず。
そこで、モデルルートとして今回の記事を書いていくよ!!
参考になったら、うれしいです!!
宮之浦岳ってどんな山??
宮之浦岳は鹿児島県の屋久島の中央にあり、標高は1936メートルと九州では最も大きい。
山頂への登山口はいくつかあるけど宮之浦岳への最短ルートは淀川登山口です。
一方、一般観光客が多く入山するのは荒川登山口で、ガイドを伴うツアーもおそらくこの登山口。
ウィルソン杉や縄文杉、トロッコ道など「映える」スポットが多いのも荒川登山口。
具体的な場所は地図で確認してみて!!
プランのポイント
宮之浦岳のピークハントのみを目指すなら、淀川登山口のピストンが一番効率が良い。
だけど屋久島に限っては滅多にくることはできないし、魅力的な観光地(屋久杉やウィルソン杉)が多いため、観光地も回るために、縦走を行うことにしたよ。
ルートは淀川登山口から白谷雲水峡へ縦走!!
屋久島内のホテルは高い
レンタカーを借りるのなら、日帰りで車中泊するのが一番良いけど、今回はレンタカーは借りない。
そこで考えたのが、無人小屋(無料)に宿泊して翌日、朝一番に下山すること。
寝袋も食事も何もないから、持って行く必要があるよ!!
屋久島までのアクセス
鹿児島からのアクセスの方法はザックリ3種類!!
- 飛行機 所要時間=約40分 金額16000円前後
- 高速船 所要時間=2時間前後 金額11600円前後
- フェリー 所要時間=約4時間 金額5200円前後
それぞれのメリット、デメリットを確認していこう。
飛行機のメリット・デメリットについて
メリット
- 所要時間が短い
- 空港内での移動だけで完結
- 比較的天気に強い
デメリット
- 料金が高い
- 持ち込む荷物の量に限りがある
高速船のメリット・デメリットについて
メリット
- 比較的早く到達できる
- 大型モニターでテレビが見られる
デメリット
- 船酔いする可能生がある
- シートベルトを着用しなければならい
- 天候によっては欠航の可能生がある
- 空港から港が離れている
フェリーのメリット・デメリットについて
メリット
- 比較的リーズナブル
- 高速船より揺れは少ない
- 広々としていて快適
デメリット
- 所要時間が長い
- 天候によっては欠航の可能生がある
- 空港から港が離れている
以上の状況を踏まえて、私は飛行機を選択することにしたよ!!
空港から港までの運賃や移動時間を考えると、今回は船に乗るメリットは少ないと感じたよ!
(ちなみに空港から港まではバスがあって、所要時間=約55分 運賃は1300円みたい!)
だけど、他の百名山と一緒に登るパターンで、九州でレンタカーを借りている場合などは船の方が良い場合もあるかもしれないね!!
私が利用した飛行機プランは?
私は屋久島と韓国岳を3泊4日にまとめて登ることにしたよ!!
予約したプランは1泊4日屋久島宿泊プランだよ!!
全行程はこちら!!
1日目 東京 → 鹿児島空港 → 屋久島空港 → バスで安房港付近のホテルへ
2日目 タクシー → 淀川登山口 → 宮之浦岳 → 白谷山荘宿泊
↑この記事はこの日
3日目 早朝下山 → 温泉 → 九州本土(鹿児島)へ → レンタカーを借りて車中泊
4日目 韓国岳登山 → 桜島等観光 → 東京へ
ポイントは1泊4日にして料金を極限まで安くすることだよ!!
ちょっと待って!!
3日目の飛行機の乗り継ぎで降りて登山することなんてできるの??
それができるんです!!
ストップオーバーを利用する
ストップオーバーとは経由地で24時間以上滞在すること!!
ストップオーバーできるかどうかは電話して確認したよ!!
航空会社によっては追加料金がかかる場合もあるみたい!!
少しの追加料金で鹿児島に降りられるのはすごいメリットね。
できる限り安く飛行機を利用するために
旅行支援などの制度を利用してお得に移動できないか確認しよう!!
同じ旅行をするなら1円でも安くしたいもんね!!
楽天トラベルで安いツアーを探そう!!
一緒に周った韓国岳の記事はこちら!!
登山口までのアクセス
登山口までのアクセスについてまとめていくよ!
今回は縦走で、登山口が違うから調べることがいっぱいだ!!
安房から淀川登山口へ
淀川登山口までのバスは走っていない。
一番近くのバス停が紀元杉というバス停。バス停から登山口までは徒歩40分。
こちらから!!
公式サイトを見てのとおり、バスは1日2本と非常に少ないので、今回は仕方なくタクシーを利用。
バスが運行する前から登り始められるからいいね!!
タクシー利用のポイント
基本的に町を流れているタクシーはいないよ!!
事前に予約の電話をしよう!!
私はホテルに向かえに来てもらったよ!!
タクシーの料金目安
安房から淀川登山口までは5000円くらい!
私は深夜割り増しがあったから約6000円だったよ!
白谷雲水峡から宮之浦港へ
縦走終了後は白谷雲水峡からバスが出ているよ!!
こちらから!!
早めに下山して温泉へ入ろう!!
今回のコース詳細
淀川登山口 → 宮之浦岳 → 白谷山荘 → 白谷雲水峡
出発時刻/高度: 08:00 / 1370m
到着時刻/高度: 07:00 / 638m
合計時間: 32時間0分
合計距離: 20.6km
最高点の標高: 1911m
最低点の標高: 638m
累積標高(上り): 1248m
累積標高(下り): 1984m
20㎞を超えるハードコース!!
食料、寝袋、マットも持つから、ザックも重め!!
登山レポ
登山レポをはじめるよ!
簡潔にお願いね!
淀川登山口からスタート
登山を開始するとすぐに歩道橋が現れる!!
ここから長い縦走が始まるぞ!!
私は6時からスタート!!
栗生岳の景色
栗生岳に到着したのは9時半。
晴天ではないけど、良い景色!!
宮之浦岳山頂はもうすぐだよ!!
宮之浦岳山頂!!
360度の大パノラマが広がる山頂!
9時50分頃に到着。
お腹が空いたから、お昼を食べたよ!
ヤクシカ
運が良ければヤクシカに遭遇することがあるよ!
とってもかわいいね。
人気スポットの連続
12時50分頃、屋久杉に到着。
曇っていたけど、堂々とした姿が印象的!
ドッシリとしていたよ!
ウィルソン杉
13時50分頃、ウィルソン杉に到着。
本当にハートマーク♡
トロッコ道
どんどん下山していくとトロッコ道が現れるよ!
映えるね!!
宿泊地に到着!
16時半頃、本日の宿泊地、白谷山荘に到着。
バテバテでキツかった。。。
バス停に向けて出発!
1時間ほど歩くと、バス停のある白谷雲水峡登山口に到着。
バッジ情報
登山の思い出として私はいつも購入しているよ!
発売箇所
屋久島空港
フェリー屋久島2船内売店(1種)
屋久島観光センター
山小屋にもあったような。。。
購入し忘れた方へ
安心して!
ネットでも購入できるよ。
周辺の温泉について
下山した後にすぐに町をブラブラして、飛行機に乗る前に温泉に入ったよ!!
空港の前に「縄文の宿まんてん」があるからそこを利用したよ!!
バスに乗って空港へ行くから乗り遅れないか不安だよね。
温泉で時間調整をしよう!!
日帰り入浴をやっているから確認してみて!!
公式サイトはこちらから → 縄文の宿まんてん
事前に準備しておきたい物
忘れ物がないか確認しておこう!!
とにかく軽い傘
屋久島は365日が雨と言われる程、雨が降りやすい。
登山をする時はレインウェアで良いけど、バスからホテルへの移動や下山後の移動など、
折りたたみ傘を必要とする場面は多い。
私はコンビニの折りたたみ傘があるよ!
コンビニの傘でも良いけど、
縦走するときはとにかく軽い折りたたみ傘(76g)の方が
疲労しにくいよ!
76g圧倒的な軽さ。。
とても軽くて使いやすい。
だけど、ザックを含めて身体全てを守ることは難しい。
また、強風には耐えられないかな。。
それでも、仕事の時など鞄に入れっぱなしにしておけるからとても便利!!
軽さ重視の人は検討してみて!!
若干、重くなるけど雨から守ってくれる範囲が広がるのがモンベルの折りたたみ傘!!
重量は170グラム!こちらの方がバランスがとれている。
少し重くても良い人はこちら!!
無人小屋宿泊で必要な物
白谷雲水峡は食事の提供もないからご飯の持ち込み必須!!
食料を忘れずに!!(余っても災害への備えにもなるよ!!)
暖まるスープがあるのはこちら!!
マット
山小屋の床は硬い。。。
マットは必須アイテム!!
個人的には空気を入れるタイプより折りたたみの方が好み!!
軽い、早く寝れる、壊れない!
寝袋
私は3月に屋久島に行ったけど、山小屋の夜はとても寒かったよ!!
初めての寝袋ならモンベルが安心!!
アースカラーが好きな方はこちらがオススメ!
地図
旅の思い出にも!!
まとめ
宮之浦登山のポイントをまとめていくよ!!!
- 屋久島までのアクセス → 飛行機がよい
- 島内のバスは少ない → 計画を立てる必要がある(タクシーも検討)
- コースのレベル → ★★★★☆
- 事前の準備 → 忘れ物をしないように(寝袋、マット、食料など)
気をつけて、楽しんできてね!!!
一緒に周った韓国岳の記事はこちら!!
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