百名山は全国に散らばっていて、全て回るのに非常に苦労する。
そこで、百名山達成者の筆者が回ったルートを記しておきたいと思います。
今回は北海道の山について記載するよ!!
参考になったら嬉しいです!!
北海道に百名山はいくつある??
北海道に百名山って何座あるの?
北海道の百名山は全部で9座だよ。
具体的には何ていう山があるの?
北海道の百名山の名前
北海道の百名山は
- 利尻岳
- 羅臼岳
- 斜里額
- 阿寒額
- 旭岳
- トムラウシ岳
- 十勝岳
- 幌尻岳
- 羊蹄山
この9座があるよ!!
それぞれ地図上のどのへんに??
ザックリ言うと
道北に1つ(利尻岳)
道東に3つ(羅臼岳、斜里岳、阿寒岳)
大雪山国立公園に3つ(旭岳、トムラウシ、十勝岳)
日高山脈に1つ(幌尻岳)
後志地方南部に1つ(羊蹄山)に存在するよ!!
北海道の百名山の特徴
斜里岳、阿寒岳、旭岳は短時間で登れるが、その他の山はコースタイムが長く、厳しい印象。
その中で一番厳しいのが幌尻岳で間違いない。
どの登山口からも山頂は遠く、ヒグマもいれば複数回の徒渉など、全員が苦労すると思うよ。
幌尻岳以外もコースタイム9時間以上がたくさん。。。
遠方から登りに行く最善の方法
10日くらい休みを取ることができれば、効率よく登らなくても、1つ1つ登頂していけば、達成することができる。
しかし、私のような仕事で休み取れない方は以下の3回に分けて登頂するのが効率が良いと思うよ!!
長期休暇が取得しづらいから、
3泊4日が2回と
5泊6日が1回に分けたよ!!
分け方はこの組み合わせ!!
- 利尻岳
- 羅臼岳+斜里岳+阿寒岳
- 旭岳+トムラウシ+十勝岳+幌尻岳+羊蹄山
地図上のピンの色と対応させてあるので、イメージを膨らませてみて!!
このように分けて登るのが、登頂を安く最短で済ませるにはBESTだよ!!
長期休みが取れればもっと良いけどね!!
BESTな理由は??
利尻岳は1座だけ離れている、かつ離島ということもあり単独で登るのが良いと判断したよ!
周囲の礼文島なども合せて周遊するのもオススメ。
礼文島もトレッキングにてきしている島で、そこからの利尻岳の景色も素晴らしい。
道東にある羅臼岳、斜里岳、阿寒岳は、まとめて登るべきである。
コースタイムが比較的短いので、3泊4日で十分登る事が可能。
残りの旭岳、トムラウシ、十勝岳、幌尻岳、羊蹄山は5泊6日で私は登ったが、3泊4日を2回に分ければ、日程的にはさらに楽になる。
安く登りたいなら、5泊6日がオススメ!!
それぞれの山の詳細について
それぞれの山のコースタイム等を確認しておこう。
詳しくは各山の登山レポを確認してね!!
利尻岳
誰もが一度は食べたことがあるであろう、白い恋人のパッケージになっている山。
百名山の中で最北端に位置し、別名「利尻富士」と呼ばれるほど綺麗な円錐形である。
- 標高‣1721m
- 歩行時間‣9時間05分
- 累積標高差‣1536m
- 歩行距離‣約18.1㎞
- 登山適期‣7月上旬~9月中旬
行きずらいけど、最高の場所!
利尻島の観光も楽しもう!!
利尻島には熊は生息していないので安心!!
羅臼岳
知床半島に位置し、晴れていれば、オホーツク海や国後島などを望むことができる。
岩尾別温泉からのルートが一般的で、登山後に近くの知床五湖の観光もお勧め。
- 標高‣1660m
- 歩行時間‣7時間10分
- 累積標高差‣1443m
- 歩行距離‣約13.3㎞
- 登山適期‣7月中旬~9月下旬
日本で最もヒグマの密度が高いと言われるエリアです。
登山口にはヒグマの目撃情報が地図に記してあり
さらに恐怖心を煽ります!!(笑)
万全の準備して臨みましょう!
私は鈴もスプレーも持って行きました。
斜里岳
知床半島にある山で、辺りにはジャガイモ畑が広がる長閑な場所。
一方、清里コースは短いコースであるにも関わらず、滝の脇を通過したり、鎖場や徒渉も行う変化に富んだコースです。
- 標高‣1547m
- 歩行時間‣5時間20分
- 累積標高差‣948m
- 歩行距離‣約9.5㎞
- 登山適期‣7月上旬~10月上旬
徒渉用の靴を持っていくほどではなかったが、
脚が汚れたくない方はスパッツ等の使用も考えよう。
斜里岳神社を過ぎれば、すぐに山頂に到着することができ、
羅臼岳やオホーツク海を一望できる。
阿寒岳
阿寒湖の近くに位置し、雄阿寒岳、雌阿寒岳の2つがあるよ!!
最高峰は雌阿寒岳にあり、砂礫の登山道が美しい。
歩行時間が短く、優しいにもかかわらず、山頂は素晴らしい景色。
家の近くにあったら、何度も通いたい。
そんな気持ちにさせてくれる山です!
- 標高‣1499m
- 歩行時間‣3時間30分
- 累積標高差‣799m
- 歩行距離‣約6.9㎞
- 登山適期‣6月上旬~10月中旬
雌阿寒岳は活火山で、登山禁止になることがあるので、
登れる時に登っておいた方が良いです。
旭岳
北海道の最高峰は大雪山国立公園にある旭岳だよ!!
ロープウェイを使用すると、旭岳山頂までの往復はわずか、4時間で行うことができる。
- 標高‣2291m
- 歩行時間‣4時間00分
- 累積標高差‣6.0m
- 歩行距離‣約708㎞
- 登山適期‣7月上旬~9月下旬
時間の都合上、私は旭岳のみしか訪れることができなかったが、非常に広い面積、複数の山々が連なっており、ルートのバリエーションが豊富なので、次回は縦走をしたい。
山頂まで行かなくても十分満足させてくれるよ!!
トムラウシ
大雪山国立公園の中央に位置し、2009年に大量遭難事故が発生してしまった現場である。
山頂付近のトムラウシ公園には岩や水、植物そして雪渓などの作り出す素晴らしい景色が広がっている。
気に入っている山の1つ!!
- 標高‣2141m
- 歩行時間‣9時間35分
- 累積標高差‣1531m
- 歩行距離‣約18.3㎞
- 登山適期‣7月上旬~9月下旬
短縮登山道を使用しても、ハードなコース。
途中のぬかるんだ道が体力を奪っていくので、
万全の状態で登山してね!!
十勝岳
大雪山の南に位置し、現在も噴気を上げ続ける活火山。
山頂付近は火山岩をかわしながら登っていく。
山頂付近に木々は生えておらず、晴天であれば、景色はすばらしい。
- 標高‣2077m
- 歩行時間‣6時間45分
- 累積標高差‣1140m
- 歩行距離‣約11.0㎞
- 登山適期‣7月中旬~10上旬
登山口は展望台の駐車場からが一般的で、
観光客も同じ場所に車を駐車し、景色を楽しんでいる。
幌尻岳
百名山で一番、「過酷な登山」といっても過言ではない。
- 【チロロコース】はヒグマの糞が多く、熊の遭遇確率が高いと言われている。
- 【新冠川コース】は林道が異常に長い。
- 【とよぬか山荘コース】は徒渉を15回以上繰り返す。
私はとよぬか山荘からスタートしたよ!!
- 標高‣2052m
- 歩行時間‣16時間00分
- 累積標高差‣2193m
- 歩行距離‣約31.0㎞
- 登山適期‣7月上旬~9月下旬
前日の天気によっては増水で登れないことや、増水で下山できないことが発生する。
一筋縄ではいかないが山頂に立った時の達成感は大きい。
登山道の状況をしっかり調べてから出かけましょう。
羊蹄山
きれいな姿から【蝦夷富士】と呼ばれている北海道の西の方にある山。
珍しく、ヒグマがいないとされているため、ヒグマの恐怖から解放され、ノビノビと登山できました。
最近は熊の目撃情報があるみたい。
- 標高‣1898m
- 歩行時間‣9時間00分
- 累積標高差‣1580m
- 歩行距離‣約13.0㎞
- 登山適期‣6月下旬~9月下旬
コースは全部で4本あるが、
どのコースからも標高差は大きく、楽はさせてくれない。
山頂からは大きな火口を見下ろすことができ、
絶景が広がっている!!
まとめ
今回は北海道の百名山を効率よく登頂する方法について紹介させていただきました。
是非、休みが少なくとも諦めず、以下の3回に分けて効率良く登ってみてね!!
- 利尻岳
- 羅臼岳+斜里岳+阿寒岳
- 旭岳+トムラウシ+十勝岳+幌尻岳+羊蹄山
この記事が百名山を踏破を目指している方の一助となれば非常にうれしいです。
最後までお付き合いしていただきありがとうございました!!
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