今回、冬キャンプって楽しいけど、寒くてちょっと…
という方が、快適に過ごすための必需品である石油ストーブの比較するよ。
大人気の「フジカハイペット」と「PASECO CAMP-25」の両方を所有している私が徹底比較して、使用した感想などをレビューしていくよ!!
参考になったら嬉しいです
キャンプの王道フジカ
フジカの最大の特徴は他の石油ストーブと比べると非常にコンパクトであること。
重量も5.6kgとかなり軽い。小さく軽いことは最大の武器。
キャンプにおいて軽いことは重要。
PASECO CAMP-25
PASECO CAMP-25の最大の特徴は、収納時にサイズを小さくすることができるという画期的なシステム!
火力は十分でありながら、コンパクトにできることは非常に魅力的!!
高火力なのに小さくなるのは、積載時に助かる~
スペック比較
それぞれの最大の特徴を確認したところで、詳しいスペックについて見ていこう!!
商品名 | フジカ ハイペット | PASECO CAMP-25 |
税込価格(円) | 27,500円~ | 39,600円 |
出力(kW/h) | 2.5kW/h | 6.4kW/h |
使用時サイズ(cm) | 31cm×43.2cm | 44.5cm×57.0cm |
収納時サイズ(cm) | ー | 44.5cm×44.0cm |
重量(kg) | 反射板なし5.5kg/あり5.6kg | 11.5kg |
燃焼時間(時間) | 10~12時間 | 10時間 |
タンク容量(L) | 3.6L(最大4.1L) | 7L |
表だけ見てもよくわからな~い
項目ごとに解説していこう!!
金額
【フジカハイペット】
フジカハイペットのスタンダードな物は27,500円~。
様々なオプションが用意されているが、フルオプションにすると6万円近くになってしまう。
主にキャンパー達が付けているオプションは反射板のオプションで合計金額約3万円となる。
【PASECO CAMP-25】
PASECO CAMP-25に関してはオプションは用意されておらず、スタンダードで39,600円となる。
金額的には、フジカの方が安いんだね!!
出力
【フジカハイペット】
1時間あたり2.5kW
フジカは多くのキャンパーに愛されているだけあって、火力は十分。
【PASECO CAMP-25】
1時間あたり6.4kW
フジカと比較すると、出力は2倍以上、数値がその暖かさを物語っている。
単純に数字だけを比較すると、フジカが弱いのでは??と思ってしまう。
けど、そんなことはなくて、十分な暖かさがあるから勘違いしないで!!
PASECOがすごく暖かいっていう認識で良いかと!!
サイズ・重量
【フジカハイペット】
サイズは、直径31cm×高さ43.2cmで非常にコンパクト。
見た目も可愛く、積載で悩むことはないと思うよ!!
重量は
- 反射板なし5.5kg
- 反射板あり5.6kg
(反射板の役割は360度全方向に出る熱を一部制御する物。テントやギアを守る。)
【PASECO CAMP-25】
サイズは、直径44.5cm×高さ57.0cmと使用時のサイズは高さが出る。
しかし収納時は高さ44.0cmまで低くすることができる。
13cmも縮めることができるので、高さに関してはフジカと変わらないサイズにすることができる。
重量は、11.5kgとズッシリとした印象。
「フジカはコンパクト」、「PASECOはコンパクトになる」
PASECOは、女性や子供が持ち上げるのは難しそう。
火力はあるけど、重量がデメリットになりそう!!
燃焼時間・タンク容量
【フジカハイペット】
燃焼時間:10~12時間
タンク容量:3.6L(最大4.1L)
【PASECO CAMP-25】
燃焼時間:10時間
タンク容量:7L
どちらも満タンにしておくと、一晩中付けることが可能。
1泊2日であれば、燃料を足す必要はなさそうだけど、それ以上になるとタンクが必要になってくるね。
スペックは理解できた!!
詳細をもっと教えて~
もちろん!
フジカハイペットのディテール
受け皿
本体の下に、受け皿がついており、給油の際にこぼしても、大惨事にならないようになっている。
緊急消火
右のノズルを上に動かすと、緊急消火ができるようになっている。
また、一定の量傾けたり、揺らしたりすると自動的に消火されるようになっている。
点火方式
マッチ・ガスライターなどを用いて、点火。
給油口
給油口のサイズは、2cm程。
燃料を入れられないわけではないけど、入れやすいわけでもない。
絶妙な大きさ。
もう少し大きければいいのにと思う
燃料メーター
残量は、視覚的にわかるようになっている。
上部やゴトク
簡単な調理やお湯を沸かすことが可能!!
アヒージョするのによく使ってるよ!!
カラー展開
カラーはブラック・ホワイトの2種だよ。
ジャストサイズの収納袋の記事もあるから読んでみて~
メリット・デメリットをまとめて~
まとめるとこんな感じだよ!!
【メリット】
- 十分すぎる火力と持続時間
- 燃料が漏れない
- 背面反射板が便利
- 簡単な料理ができる
【デメリット】
- マッチ・ライターがないと点火不可
- 火力調整ができない
- 煤(スス)が出る
- 人気過ぎて、欲しい時に在庫がない
倒れても、燃料が漏れないような構造になっているのはgood!!
購入方法に癖があって、フジカ本社による直売(電話注文)のみだから、購入しにくいのもデメリット。
PASECO CAMP-25のディテール
PASECOとは?
1974年に設立された韓国の老舗メーカー。
現在は、暖房器具に加えてキッチン用品やキャンプ用品等を生産、販売。
世界27国を超える国々へ製品を輸出していて、中東では市場No.1のシェアを獲得。
収納サイズ → 使用サイズ
高さ44cmの状態
左右についているハンドルのボタンを押しながら、上にあげると使用できるようになる。
57cmの状態。
持ち上げるときもこのハンドルを使って持ち上げることができる。
燃料メーター
こちらも一目で残量を確認することができる。
点火方法
ライターやマッチで点火することもできるけど、電池をいれておくことで、レバーを動かすだけで、点火できる!
すぐにつけらるから、非常に便利
緊急消火
白のバーを引けば、すぐに消火を行うことができる。
給油口
給油口のサイズは、直径2.1cm〜2.2cm程度。
給油口のパッキンもしっかりとしている印象で、灯油漏れの心配は少なそう。
私は、今のところ漏れ出した経験はないよ!!
カラー展開
カラーはブラック・アーミーグリーンの2種。
こっちもメリット・デメリットまとめて~♡
メリット
- トップクラスの高火力
- 小型化するストーブ
- 簡単な料理ができる
デメリット
- 屋内での使用不可能
- レビュー件数が少ない
日本に上陸したばかりで、レビュー件数が少ないのはデメリットになりそう。
火力が高いのは、大きなメリット!!
変形するのがカッコイイ!!(笑)
使用感
フジカハイペットは、とにかくコンパクト。
このサイズで、幕内を暖めることができるのは素晴らしい。
「幕自体が大きくない方」や「春、秋までしかキャンプはやらないよ」って方には、手軽で最高のアイテムであると感じているよ!!
一方で、PASECO CAMP-25はフジカと同じ位の高さになるのに、高火力は非常に魅力的!
「寒い時期に行くことが多い方」や「寒がりな方」、「小さい子供がいるよ」って方にはオススメ!!
キャンプに行って寒くて寝られないとか、風邪引いて帰ってくるのは残念。
そういうことを避けるために、大は小を兼ねるじゃないけど、高火力のストーブを持っておけば、寒さの心配が無くなるのは精神的にも楽になると思うよ。
2つ持っている私は時期によって使い分けてるっていうのが、正直なところ。
どちらか1つを選ばなければならず、積載に余裕があるのであれば、PASECO CAMP-25を選んでおけば間違いないよ!!
ちなみに、PASECO CAMP-25も最近人気になってきているから、在庫があるようであれば、ラッキーだよ!!
まとめ
今回は、冬キャンプ行きたいけど、どのストーブを購入するべきか悩んでいる方に向けて、
大人気の「フジカハイペット」と「PASECO CAMP-25」の紹介をさせていいただきました。
両方を所有している私としては、どちらも素晴らしいアイテムだと思うよ。
使用用途・家族構成・積載などに合せて、後悔のないように、ストーブ選びを楽しんで!!
どちらも人気で在庫があったらラッキーが続いているのは、頭の片隅に入れておいてね♡
コメント