登山のザックといえば、グレゴリー!
その名作「バルトロ」が2022年に4年ぶりの大型アップデートを行ったよ。
何がどう変わったのか、バルトロの「メリット」の説明と共に、「前作からの変更点」を徹底比較していくよ!
グレゴリーとは
グレゴリー (Gregory) の原意は『見張るもの』
素晴らしい商品を生み出す覚悟のある会社名だったんだね!
グレゴリーは、1970年代に設立されたアメリカのバックパックブランドです。
“背負う”ではなく“着る”という発想で、極地からデイリーユースまで、幅広いニーズに応えるバックパックを作り続けています。
フィッティング力の高さからザック界の「ロールスロイス」と呼ばれています。
バルトロとは
グレゴリーのザックの最上位モデルであり、重い荷物(テント泊など)を背負っても長時間行動出来るように設計されている。
それを可能にしているのが、ウエストベルトのフィット感の高さと、細部までこだわり抜いた様々な機能性です。
その機能性の高さは他社も意識するほど。
バルトロの優れている点
まずはザックリと優れている点を確認していこう。
通気性
こだわり抜かれた背面のメッシュの構造は通気性を良くし、快適な登山をサポート!!
フィット感
後ろから抱え込むようなザックの作りは重い物を入れても、疲労しにくいようになっている。
しっかりしたウエストベルトも特徴の一つ!!
ドリンクホルダー
ザックを下ろすことなく、行動中に水分補給。このドリンクホルダーは一度使うと手放せない。
未使用時は収納することも可能!!
サイズ
メンズモデルはバルトロ
レディースモデルはディバとして展開しているよ!!
それぞれ見ていこう!
メンズ
バルトロ65
最大積載重量:22.7kg
【Sサイズ】容量:61L、重量:2,399g
【Mサイズ】容量: 65L、重量:2,490g
【Lサイズ 】容量:69L、重量:2,580g
バルトロ75
最大積載重量:25.9kg
【Sサイズ】容量: 70L、 重量: 2,535g
【Mサイズ】容量: 75L、 重量: 2,626g
【L サイズ】容量: 80L、 重量: 2,716g
バルトロ85
最大積載重量:27.2kg
【Sサイズ】容量:80L 、重量:2,608g
【Mサイズ】容量:85L 、重量:2,698g
【Lサイズ 】容量:90L 、重量:2,789g
バルトロ95プロ
最大積載重量:27.2kg
【Sサイズ】容量:93L、重量:2,970g
【Mサイズ】容量:95L、重量:3,016g
容量選びは悩んでしまう。
それぞれのスタイルに合せて、じっくり選ぼう!!
夏山の縦走だったら、バルトロ65で十分だったよ!!
大きいサイズを買っても、たくさん入れすぎて行動が大変になるもんね!
そうだね。
雪山など装備の多いテント泊の場合は75~85Lが必要になるかもね!!
用途やシーズンがポイントなんだね。
レディース
ディバ60
最大積載重量:22.7kg
【XSサイズ】容量:56L、重量:2,313g
【Sサイズ】 容量:60L、重量:2,404g
【Mサイズ】 容量:64L、重量:2,494g
ディバ70
最大積載重量:24 .9kg
【XSサイズ】容量:66L、重量:2,367g
【Sサイズ】 容量:70L、重量:2,458g
【Mサイズ】 容量:74L、重量:2,549g
ディバ80
最大積載重量:27.2kg
【Sサイズ】容量:80L、重量:2,435g
【Mサイズ】容量:85L、重量:2,526g
【L サイズ】容量:85L、重量:2,617g
レビュー
今まで、テント泊に腰のベルトがしっかりしていないザックを使用してた。バランスはとりにくく、肩が無くなりそうな程、辛かった。
自分へのご褒美とバルトロを購入後は、縦走しても、肩の疲労が大きく軽減し、登山を今まで以上に楽しめるようになった。
荷物の出し入れがスムーズになり、ストレスも無くなったよ!!
重い荷物を背負うことへの抵抗感が和らぎ、登山の選べるコースが増え、回数も増えたよ!!
変更なしで素晴らしいところ
レインカバー付き
専用のレインカバーが付属しているから安心。
レインカバーの所にキーフックがある
まさに「かゆい所に手が届く」って感じ!!
紛失防止は重要!!
上からだけでなく、「Uの時」に開けられる
ザックの底にある荷物もこの構造により出し入れが簡単だよ!!
リングがついているため、手袋をつけた状態でも簡単に開け閉めできる。
サングラスホルダーがある
「かゆい所に手が届く②」細部までこだわりが詰まっていて最高。
ボトルホルダー(マイナーチェンジあり)
写真はどちらも旧作
新作はメッシュでなくなり、「絞り」もなくなったよ!
ドリンクホルダーは収納可能
※不要な時は収納できます。
ポケットがたくさん
収納に困ることはない!
アップデートポイントを5ヶ所紹介
旧作
- 背面のベルトが取り替え式
- ヒップベルトのポケットが防水
- 新作より重い
- 背面がメッシュ
- 雨蓋ポケットが中×2
新作
- 背面のベルトが接着している
- ヒップベルトのポケットサイズ約2倍
- プラスチック50%削減による軽量化
- 背面のメッシュ構造のグレードアップ
- 雨蓋ポケットが大+小
それぞれの変更点について詳しく見ていこう!!
※サイズやカラーの展開、重量などは旧作と変更があるところもあるよ
背面のベルトが接着している
旧作
新作
ベルト部分を比較すると形が全然違う。
旧型は基本的に「腰で荷重を支えていた」のに対して、新型は「背中全体で支える構造」に変化しているよ。
ヒップベルトのポケット
旧作
新作
旧作は右は防水、左はメッシュのポケットがついていた。
新作はポケットのサイズが約2倍になり、防水ではなくなったよ!
サイズが大きくなったのはすごく嬉しいこと!!
防水でなくなるのは…
片方だけでも防水機能を残して欲しかった…
プラスチック50%削減による軽量化
旧昨の重量はバルトロ65のMサイズだと2490g
新作の重量は2230g
260g軽くなったようです!!1割軽くなるってすごい!
耐荷重は22.7kgと変更ないから、強度はそのままのようだね!!
安心して使えるね!
背面のメッシュ構造のグレードアップ
旧作
新作
このアップデートは強烈!!
旧作も十分涼しかったけど、新作はメッシュの張りが強くなり、更に内部にもメッシュ素材が!!
そのメッシュにはボリジン加工(抗菌防臭技術)がなされているため、臭いにくい。
ボリジン加工は水に弱いので
メーカー的には水洗いNGらしいよ!!
雨蓋ポケットが大+小
※ポケット開いている状態※ポケット閉じている状態
雨蓋のポケットの形が変更になったよ!!
旧昨は「中サイズ」が2つ左右についていた。
新作は「大サイズ」と「小サイズ」に変更になったよ!
寂しい変更点
アタックザックが無くなっている
新作は、旧作でついていたアタックザックが付属しなくなってしまった。
少し寂しいね。。
※旧作には、アタックザックをこのようにつける事が出来た。
ナノ14を付けられる
新作はグレゴリーのナノ14を付けることが出来るみたいだから、どうしてもアタックザックが欲しい人は購入を検討してみて!
リンク
こんな使い方も
登山以外にも様々な使い方を紹介!!
バックパッカーとして
バックパッカーとしても活躍!!
海外に行く時もバルトロで完結。
キャリーケースは道路の整備がされている地域では大活躍だけど、発展途上国などに行く時はバルトロの方が便利!!
スーパーマーケットに
買い出しに行くときはバルトロで!!
袋が有料化になったから、たくさん買い出しする時はバルトロを使用しているよ!!
スーパーでバルトロ使ってる人がいたらあなたなのね!(笑)
メーカーは推奨していないけど、30kg入れたことがあるけど、十分歩けたよ!!
山登る気にはなれないけどね!!
まとめ
便利な機能がたっぷりなバルトロのポイントをまとめていくよ!!
- 背面の通気性が素晴らしい
- 抱かれているようなフィット感(疲れにくい)
- 使い勝手の良いドリンクホルダー
- 細部にまでこだわった様々な機能
結論言っちゃうと、1つ目のザックはバルトロ一択!!
異論なしだね♡
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