[百名山攻略③] 効率よく登るためには? 登る季節を考えよう!

登山は計画を立てていくことも、楽しみの1つ。

しかし、無茶な計画を立てると、登山当日に後悔することとなってしまうよ。

また、登山する時期が、登山の難易度を左右するといっても過言ではないよ。

そのため、今回は登山の季節について考えていこう!!

日本の四季と登山道の状況

日本の四季はバリエーション豊かな景色を見せてくれます。

これは他の国に誇れるポイントであり、四季があることは幸せなこと。

しかし、一歩間違えると、大雨や吹雪などの危険な状況を作りあげる。

それでは、それぞれの登山の環境について考えていこう。

春の登山

新緑の季節です。

山の草木が、若葉のみずみずしい緑色をする美しい。

標高の高いエリアでは雪がまだまだ、残っており、軽い装備では登山はできません。

登山口までのアクセスすら、できない場合もありますので、慎重に情報を仕入れなくてはなりません

梅雨の登山

梅雨は雨の降る確率を高くし、雨は登山の難易度を大きく上げます。

 

どのように難易度が上がるかというと、レインウェアを着ることとなり、熱がこもり易くなります。

それに伴い、歩行のスピードが落ちますし、耳も聞こえづらくなる。

また、気分も乗らなくなりますし、明らかに視野が狭くなります。

このような状況は避けたいが、梅雨に入ったからといって登山を延期にはしたくないですよね?

 

一般的に、南の方から梅雨に入り、次第に北へ北へと進んで行く。

この特性を理解し、梅雨入りしていないところを登る計画を立てたり、梅雨が明けた山を優先して登っていこう

リッキー
リッキー

登る所に困ったら、梅雨が無いと言われている、北海道の山登るのことをオススメします!!

下に平年と過去3年分の梅雨入り梅雨明けのデータを記載するので、登山の参考にしてください。

夏の登山

標高の高い山も、雪解けが進み、登山の最盛期。

午後になると、雷雨になることもあるので、早朝の出発がオススメ。

一方、低山は夏になると、気温が高くなり、難易度は上がってしまいます。

この時期は登れるシーズンの短い、標高の高い山へ行くべきです。

秋の登山

市街地と比べ紅葉が進むの早く、標高の高い山では9月下旬には色づき始める。

涼しくなってきて、登山するには快適な季節。

この時期にたくさん登っておきたいところだ。

ただし、北海道や3000m級の山はいつ雪が降ってもおかしく、ないので油断は禁物

冬の登山

雪が降ると滑ったり歩きにくくなることは容易に想像できるけど、さらに登山道がわかりにくくなるよ。

初心者である内はこのような季節はできるだけ避けよう。

登山したくなる気持ちもわかりますが、来シーズンに向けて体力作りをしましょう。

エリア別に適切な時期を確認していきましょう!!

北海道・東北エリア

※ 「山」の枠の赤字は適切なシーズンが極端に短い山

※ 「タイム」の枠の赤字は苦労するが日帰りで登りたい山

※ h=時間 半=30分

 

このエリアは雪深いエリアであるため、春に登山に行く場合は残雪の情報は必ず、入手しておきたい。

思わぬタイムロスを招く可能性がある。

登山口までの道路が規制されている可能性もありますので、十分確認して行きましょう。

山は冬の訪れが非常に早いです。

特に北海道は9月下旬を過ぎると、いつ、雪が降ってもおかしくない。

リッキー
リッキー

リスクを避けるためにも、9月中旬くらいまでに登るのが無難!!

北関東・上信越・北陸・近畿エリア

このエリアで特に注意しておきたいのが、魚沼駒ヶ岳、平ヶ岳、燧岳だ、会津駒ヶ岳だ。

上記の4つの山の一般的な登山口は国道352号線を使用しアクセスする。

しかしながら、この国道352号線は凍結のため通行止めである期間が非常に長い

リッキー
リッキー

雪解けの状況によって開通する時期が変更になるので、必ず確認しよう。

男体山は5月5日の山開きとなるまでは、登山口の神社の門が閉まっているらしい。

脇から入れるらしいが、やめましょう。

大台ヶ原も林道が閉鎖されてる時期があるので注意。

雪が一切残っていないからといって油断すると痛い目に遭うよ。

リッキー
リッキー

林道が通行止めになっており、何回か撤退したことがあるよ!!

同じことにならにように十分注意を。。。

北アルプス・秩父・南関東

北アルプスは標高の高い山が数多く存在するため、登れる季節は短め。

万年雪のエリアもあるので、軽アイゼンを容易しておくと安心だ。

参考までに、私はこちらの軽アイゼンを使用しているよ。

値段も2000円くらいと非常に購入しやすく、軽いので持ち運びしやすい。

安い物でも十分。

 

一方、秩父・南関東は比較的登れるシーズンが長いく4月や11月でも登山可能な山が多い。

シーズン初めの体力作りのため、4月、5月に登るのがオススメ。

7月~9月は標高が低いため暑すぎるので、避けた方が無難。

中央アルプス・南アルプス・中国・四国・九州

中央アルプス・南アルプスは北アルプスよりも若干シーズンは長め

雪解けは早いものの、山深いエリアにあるので、慎重に計画を立てよう。

 

中国・四国・九州は雪解けが早いので春先に登るのに適している

また、歩行時間も短い山が多いので「冬季で怠けた身体を鍛え直す」にも適している。

まとめ

上の表を参考に年間のスケジュールを考えていこう!!

 

あちゃ
あちゃ

年間の目標を立てると、やる気が長続きするよ!

リッキー
リッキー

印刷をして、手帳に挟み、常にスケジュールを考えていたよ!(笑)

  •  4月    関東、九州
  •  5月    近畿、四国、中国
  •  6月    東北
  •  7月、8月 北海道、アルプス
  •  9月    東北
  •  10月   近畿、四国、中国
  •  11月   関東、九州
  •  12月、1月、2月、3月は体力作り

のような流れがベストかな?

それぞれのプランを考えていこう!!

 

 

 

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