登山は計画を立てていくことも、楽しみの1つ。
しかし、無茶な計画を立てると、登山当日に後悔することとなってしまうよ。
また、登山する時期が、登山の難易度を左右するといっても過言ではないよ。
そのため、今回は登山の季節について考えていこう!!
日本の四季と登山道の状況
日本の四季はバリエーション豊かな景色を見せてくれます。
これは他の国に誇れるポイントであり、四季があることは幸せなこと。
しかし、一歩間違えると、大雨や吹雪などの危険な状況を作りあげる。
それでは、それぞれの登山の環境について考えていこう。
春の登山
新緑の季節です。
山の草木が、若葉のみずみずしい緑色をする美しい。
標高の高いエリアでは雪がまだまだ、残っており、軽い装備では登山はできません。
登山口までのアクセスすら、できない場合もありますので、慎重に情報を仕入れなくてはなりません。
梅雨の登山
梅雨は雨の降る確率を高くし、雨は登山の難易度を大きく上げます。
どのように難易度が上がるかというと、レインウェアを着ることとなり、熱がこもり易くなります。
それに伴い、歩行のスピードが落ちますし、耳も聞こえづらくなる。
また、気分も乗らなくなりますし、明らかに視野が狭くなります。
このような状況は避けたいが、梅雨に入ったからといって登山を延期にはしたくないですよね?
一般的に、南の方から梅雨に入り、次第に北へ北へと進んで行く。
この特性を理解し、梅雨入りしていないところを登る計画を立てたり、梅雨が明けた山を優先して登っていこう。
登る所に困ったら、梅雨が無いと言われている、北海道の山登るのことをオススメします!!
下に平年と過去3年分の梅雨入り梅雨明けのデータを記載するので、登山の参考にしてください。
夏の登山
標高の高い山も、雪解けが進み、登山の最盛期。
午後になると、雷雨になることもあるので、早朝の出発がオススメ。
一方、低山は夏になると、気温が高くなり、難易度は上がってしまいます。
この時期は登れるシーズンの短い、標高の高い山へ行くべきです。
秋の登山
市街地と比べ紅葉が進むの早く、標高の高い山では9月下旬には色づき始める。
涼しくなってきて、登山するには快適な季節。
この時期にたくさん登っておきたいところだ。
ただし、北海道や3000m級の山はいつ雪が降ってもおかしく、ないので油断は禁物。
冬の登山
雪が降ると滑ったり歩きにくくなることは容易に想像できるけど、さらに登山道がわかりにくくなるよ。
初心者である内はこのような季節はできるだけ避けよう。
登山したくなる気持ちもわかりますが、来シーズンに向けて体力作りをしましょう。
エリア別に適切な時期を確認していきましょう!!
北海道・東北エリア
※ 「山」の枠の赤字は適切なシーズンが極端に短い山
※ 「タイム」の枠の赤字は苦労するが日帰りで登りたい山
※ h=時間 半=30分
このエリアは雪深いエリアであるため、春に登山に行く場合は残雪の情報は必ず、入手しておきたい。
思わぬタイムロスを招く可能性がある。
登山口までの道路が規制されている可能性もありますので、十分確認して行きましょう。
山は冬の訪れが非常に早いです。
特に北海道は9月下旬を過ぎると、いつ、雪が降ってもおかしくない。
リスクを避けるためにも、9月中旬くらいまでに登るのが無難!!
北関東・上信越・北陸・近畿エリア
このエリアで特に注意しておきたいのが、魚沼駒ヶ岳、平ヶ岳、燧岳だ、会津駒ヶ岳だ。
上記の4つの山の一般的な登山口は国道352号線を使用しアクセスする。
しかしながら、この国道352号線は凍結のため通行止めである期間が非常に長い。
雪解けの状況によって開通する時期が変更になるので、必ず確認しよう。
男体山は5月5日の山開きとなるまでは、登山口の神社の門が閉まっているらしい。
脇から入れるらしいが、やめましょう。
大台ヶ原も林道が閉鎖されてる時期があるので注意。
雪が一切残っていないからといって油断すると痛い目に遭うよ。
林道が通行止めになっており、何回か撤退したことがあるよ!!
同じことにならにように十分注意を。。。
北アルプス・秩父・南関東
北アルプスは標高の高い山が数多く存在するため、登れる季節は短め。
万年雪のエリアもあるので、軽アイゼンを容易しておくと安心だ。
参考までに、私はこちらの軽アイゼンを使用しているよ。
値段も2000円くらいと非常に購入しやすく、軽いので持ち運びしやすい。
安い物でも十分。
一方、秩父・南関東は比較的登れるシーズンが長いく4月や11月でも登山可能な山が多い。
シーズン初めの体力作りのため、4月、5月に登るのがオススメ。
7月~9月は標高が低いため暑すぎるので、避けた方が無難。
中央アルプス・南アルプス・中国・四国・九州
中央アルプス・南アルプスは北アルプスよりも若干シーズンは長め。
雪解けは早いものの、山深いエリアにあるので、慎重に計画を立てよう。
中国・四国・九州は雪解けが早いので春先に登るのに適している。
また、歩行時間も短い山が多いので「冬季で怠けた身体を鍛え直す」にも適している。
まとめ
上の表を参考に年間のスケジュールを考えていこう!!
年間の目標を立てると、やる気が長続きするよ!
印刷をして、手帳に挟み、常にスケジュールを考えていたよ!(笑)
- 4月 関東、九州
- 5月 近畿、四国、中国
- 6月 東北
- 7月、8月 北海道、アルプス
- 9月 東北
- 10月 近畿、四国、中国
- 11月 関東、九州
- 12月、1月、2月、3月は体力作り
のような流れがベストかな?
それぞれのプランを考えていこう!!
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