八甲田山ってどんな山??
青森県にある標高1585メートルの山。麓の酸ケ湯温泉から登り始めるのが、最短コースとなる。
酸ケ湯という言葉は冬のニュースで積雪が多いことで有名なので、一回は耳にしたことがあるだろう。また、硫黄の匂いが広い範囲で漂う。
登山日(天気)
2016年 6月24日 (曇り)
使用金額
使用金額=0円(ガソリンのみのため後日合算して計算)
コースについて
酸ヶ湯温泉より
コースタイム 4時間10分
実際の所要時間 4時間
合計距離: 8.31km
最高点の標高: 1563m
最低点の標高: 896m
累積標高(上り): 702m
累積標高(下り): 693m
本文
本日も1日で2座、登らなくてはならないので早朝からのスタートとなります。早朝から登ると他の人が誰もなくて孤独な登山になってしまうが、今日は何台か車が周りに停まっており、登山する人がいそうなので安心だ。
トイレは駐車場の脇の建物にあります。
さあ準備ができたら、スタートとなります。立派な看板と地図があります。
しばらく歩くと先を歩いていた人たちが止まって林の中に入っていく。なぜだ。。。
実は早朝に来ている人達は登山をする方ではなく、山菜を採りに来た人達だったのだ。
自分だけしか、山に入って行く人がいなくなり、孤独な登山が始まる。一人での登山を経験したことがある人ならわかると思うが、不安な気持ちでいっぱいで、体力もそうだが、心も疲労するのである。
八甲田山は熊が頻繁に出てくることで有名ですし、薄暗い天気なので、気持ちが暗くなります。不安な気持ちを紛らわすために、持っている熊鈴をリンリン鳴らして進みます。
また、登山道には火山性ガスに注意の看板が多く見られます。このルートはずっと硫黄臭いので、匂いも気になります。しかし、ガスに対して注意と言われても素人には全く基準がわからない。
風向きによっては臭いが強くなったり、臭いが弱くなっても、鼻が慣れてしまっただけなのかと本当に不安がいっぱいです。また、1時間ほど歩いたくらいからでしょうか、警報音のようなものがずっと聞こえるのです。
熊頻出、ガス、悪天候、孤独、寂しくなる条件が整い過ぎています。帰ろうかななんて気持ちも生まれてきますが、勇気を出して進みます。
下の写真のように山肌の削られた、ダイナミックな場所を歩きます。
お花だけが心を癒してくれます。
途中傾斜が緩み、木道が現れます。
最後40分程登ると八甲田山の山頂に到着します。お疲れ自分。
しかし、景色が悪いので写真だけ撮影し、すぐに下山開始。
山頂から1時間ほど下山すると登りの方とようやく、すれ違うようになりました。歩行時間の短い山なので、みなさんスタートが遅めなようです。
バッジ情報
酸ヶ湯温泉に降りてきて、登山バッジとゆで卵を購入します。ここの卵は硫黄の薫りがして、とてもおいしいので2個も食べてしまいました。
日帰り入浴は7時~17時30分で料金は600円です。非常に人気の温泉です。
匂いが強いので入浴すると3日匂いがとれないなんて噂も聞きました。本当なのかな??
岩木山へドライブ開始!!(●^o^●)
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