岩手山ってどんな山??
岩手県にある2038メートルの山で、遠くから見ても非常に美しい姿をしている。
そのため南部富士と呼ばれ地元の人に親しまれている。コースがいくつか存在するが、どのコースを登っても累積標高差が大きく、簡単な山ではない。
登山日(天気)
2016年 6月22日 (曇り)
使用金額
使用金額=16000円
夜行バス(新宿~盛岡) | 4000円 |
レンタカー | 12000円 |
合計 | 16000円 |
コースについて
馬返しキャンプ場より
コースタイム 9時間半
実際の所要時間 8時間
合計距離: 10.54km
最高点の標高: 1999m
最低点の標高: 594m
累積標高(上り): 1405m
累積標高(下り): 1405m
本文
今回は東北の北側を回って行きたいと思います。
東京からのバスの本数、値段を考慮し盛岡を拠点に動きます。
盛岡駅に到着
夜行バスは盛岡駅に早朝に到着しますが、レンタカーが8時オープンなのでそれまではブラブラして時間を潰します。(朝はマックすらやってませんので注意!!)
レンタカーを借りたらすぐに柳沢コース登山口の馬返しへ向かいます。
登山は早朝スタートが基本ですが、8時にレンタカーを借りて登山口まで約1時間かかりますので、スタートが9時を過ぎてしまいました。
日が暮れる前に帰るため、少し早めのペースを意識して、登っていきます。
柳沢コース登山口
登山口には登山ポストがあります。
水場とトイレもありました。
0.5合目
岩手山は何合目であるかの看板が出ているので、歩いていて気持ち的に楽です。
2.5合目分岐
私はなんとなく、新道コースを選択しました。
新道は6合目あたりまでは、日陰を進むことができる。
一方、旧道は見晴らしの良いルートであるが、日差しが強い時は暑い。
7合目
7合目は新道と旧道が合流します。
ここまでの登山道は新道、旧道共に、急登です。
ここからは少し楽になります。
8合目の避難小屋
立派な避難小屋が8合目となります。
この避難小屋は私が訪れたときは無人でした。
バッジは白樺商店に売っているようです。
水場
山頂までは厳しい登りになります。
水場(御成清水)があるので水を蓄えておきましょう。
不動平避難小屋
25分程歩くと、不動平避難小屋が見えてきます。
天気が悪いですが、幸い雨は降っていません。
火山砂礫
山頂付近は砂礫のため、滑りやすく登りずらい。
歩いても足を取られ、なかなか前に進めません。
個人的には初めての感覚です。
火山砂礫は非常に歩きにくい。良い経験になりました。
山頂付近に近づいても天気が回復しませんでした。
雨に降られたかったので、及第点。
梅雨だから我慢します。
岩手山山頂
岩手山山頂に到着です。お疲れ様でした。
少し休憩し、山頂のおじさまと会話してから下山開始。
下山時のトラブル
無事に下山できましたと報告したいところですが、下りの3合目付近で変な鳴き声が「フォー、フォー」と聞こえます。
私は熊に遭ったこともなければ、鳴き声すら聞いたことがなかったので、熊が進行方向にいると思い込み、前に進めなくなりました。
熊鈴を手で振りながら、鳴き声が遠ざかるのを待ちますが、離れていってはくれません。
恥ずかしい話しだが、本当に目の前に熊がいると思い込んでいたので、1時間くらい鳴き声がなくなるまで進むことができなかったのである。
みなさんも熊さんとは遭遇しないよう対策をしましょう。
ツキノワグマによる事故
2016年は秋田県のツキノワグマによる事故が多く報道されていた。
今回、小心物の私は熊スプレーを購入し、持参していたので少しは落ち着いていられたが、非常に怖かった。
持参していなっかったら気がくるっていたかも!?
スプレーは高いですが、一人旅は心細くなるので、携帯していて良かったです。
(試し打ちしたら、とても辛く効果がありそうであった)
バッジ情報
登山バッジは八幡平レストハウスで購入可能でした。
(小屋も白樺商店も営業していませんでした。)
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