[悪沢岳|百名山] 簡単には辿り着けない。だが、それがたまらない。南アルプス最深部、悪沢岳に挑戦してきました。

悪沢岳ってどんな山??

南アルプスの非常に奥深い場所にあるこの山は登山口である椹島にたどり着くことさえ、容易ではない。

華やかなイメージの北アルプスとは異なるが、人の多くない、豊かな自然を感じられる素晴らしいエリアだ。

登山日(天気)

2016年 7月20日、21日   (晴れ) 

使用金額

使用金額=9300円

高速代(高尾~新静岡)軽自動車 ETC未使用 片道3300円
バス(畑薙~椹島) 宿泊を条件に無料となる0円
千枚小屋(素泊まり5500円+寝具500円)6000円
合計9300円

コースについて

椹島 → 千枚小屋 → 悪沢岳

コースタイム 9時間10分  

実際の所要時間 8時間50分

合計距離: 11.77km
最高点の標高: 3101m
最低点の標高: 1140m
累積標高(上り): 2088m
累積標高(下り): 130m

本文

今回は3泊4日で悪沢岳、赤石岳、聖岳の南アルプスの最深部をまとめて登ってしまう作戦です。登山口までのアクセスも大変ですし、一度登ったら、いちいち降りてきたら、もったいないよねー!!というノリです。

 

初めに伝えておきます。登山口である椹島(マイカー規制)に到着するまでが非常に大変なのである。

①新東名高速、新静岡ICから約60キロ程山道をグネグネ進み、畑薙第一ダムを目指します。

②畑薙第一ダムへ自分の車を駐車し、特種東海フォレストの送迎バスに乗り換え、椹島に到着します。

 

③送迎バスの乗車には以下の施設の利用が条件となります。

椹島ロッヂ、椹島登山小屋、二軒小屋登山小屋、千枚小屋、赤石小屋、荒川小屋

百間洞山の家、熊の平小屋、赤石岳避難小屋、中岳避難小屋、高山裏避難小屋、小河内岳避難小屋

 

④乗車方法  畑薙発 → 椹島方面行(入山)のバスに乗車の際に、3000円の分の宿泊券を購入。(上記の小屋で使用可)

畑薙方面行(下山)のバスに乗車する際は、上記の小屋に宿泊された際の領収書が必す。

(聖岳登山口に下山した際は椹島へ歩くか、井川観光協会のバスに乗車する必要がある。)

 

ざっくりとしたイメージはこんなんである。

運行する時期ダイヤなどはホームページを確認しましょう。人数が多いと予約が必要な場合もあるようです。

 

 

実は私、縦走は今回が初めてなんです。携帯の電波あるかな?お風呂入れないの嫌だな。山の湧いてる水、飲んでも大丈夫なのかな?ずっと一人寂しいな。

こんな不安だらけでした。(笑)しかし、登山の醍醐味は縦走!!!稜線を歩き、非日常を感じることなのです。

それでは椹島から今回はスタートします。

どケチな私は全て素泊まりにするため、食糧を大量に担ぎあげています

看板に従って登っていきます。普段より荷物が重たいので、しんどいです。何回、素泊まりにしたことを後悔したか。

椹島から3時間半程歩くと、清水平(水場)に到着します。冷たい水がうまい。ここで体力を回復させましょう。また、千枚小屋まで水場がないので、水筒もチャージしましょう。

あれが目指している、悪沢岳なのだろうか。遠い!!!

ここからが長かった。

ここからも長かった。本当に15分??私のペースが遅くなっていたのかな?(笑)

本日宿泊する千枚小屋に到着です。とても綺麗。

素泊まりの人は別館でした。ここは室内でガスを使ってもよいそうです。別館は、私含めて3人しかおらず広々。ご飯を食べて、すぐに就寝。悪沢岳のバッジは千枚小屋で購入しました。

3時半に起きて、ご飯を食べて、4時に出発です。だんだん明るくなってきて、自分の歩いている場所が綺麗な場所であることが分かってきます。感動。

これが悪沢岳の山頂からの景色です。本日は綺麗な雲海でした。

ここから赤石岳を経由し、百間洞山ノ家へ向かいます。

バッジ情報

悪沢岳のバッジは千枚小屋で購入しました。

写真は本文中に添付しています。

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