はじめに
このカテゴリーでは百名山の制覇に向けて様々な角度から考察していきます。
最初から順番に読み進めていただければ幸いです。
皆様ができる限り「楽に」「安く」攻略することができるように、また、闇雲に登っていくより遥かに、「効率よく」登頂できるようにポイント毎に伝えていきたいと思います。
まずは百名山について知ろう！！
百名山ってどのように、定められたの？
百名山には花の百名山や新百名山などいくつか種類がある。
その中で、一般的に広まっているのは、小説家であり登山家である「深田久弥」の選定した日本百名山です。
数ある山の中からどのように選定したの？
１００座の選定方法として原則、標高1500m以上の日本各地の山から、「山の品格」「山の歴史」「個性のある山」の３つを基準としている。
山の品格 ・・・ 人には人格があるように、山には『山格』のようなものがあるとし、誰が見ても立派な山だと感嘆する山であること。
山の歴史 ・・・ 昔から人間との関わりが深く、崇拝され山頂に祠が祀られている山であるというような山の歴史を尊重。
個性のある山 ・・・ 芸術作品と同様に、山容・現象・伝統など他には無いような顕著な個性をもっていること。
また「深田久弥が登頂した山であること」が、絶対条件となっている。
山の魅力とは？
大きな達成感を得られる
人々は日頃のストレス解消のため、国内旅行や海外旅行等の非日常的空間へ「旅」に出る。
しかし、山は観光地を巡る「旅」とは異なり、壮大な自然の中で山頂を目指す「冒険」である。
時には、雨や暴風といった自然をも相手にしなければならないため、非常に過酷なこともあるだろう。
しかし、厳しい環境の中、１つ１つ山頂に到達していくことは大きな達成感を味わうことができる。
努力が報われることを証明してくれる
日常生活において、努力が形になることを実感するのは難しい。
しかし、登山は私達の小さな一歩の積み重ねのみが、山頂へ導いてくれる。
人生においても１つ１つの努力の積み重ねが、形としては見えにくいが必ず報われることを登山は教えくれる。
自分と向き合う場所となる
歩いている時は、普段忙しくしている人であっても、時間がたくさんある。
登山をしている過程で、日々の生活を考え直す良い機会となる。
つまり山の魅力は景色を楽しんだり、ストレスの解消だけでなく、心のメンテナンスを行う場所であるとも、私は考えています。
筆者が百名山を始めたきっかけ
絶景が待っている
登山はリュックやレインウェア等の初期投資の壁、また、体力面での不安など、初心者には敷居が高いという声を多く耳にする。
実際、私自身も敷居が高いと思っていましたし、全く興味もなかった。
しかし、先輩から誘われ、槍ヶ岳へ行ったことをきっかけに、山の虜になってしまったのだ。
私のように、初めての方は、身近で山に登っている方を捕まえて、連れてってもらうべきです。
素晴らしい景色が待っています。
１つ絶景を見ると、別の山も行きたくなるのが人間。
楽しんでいる間に踏破した数は増えていくだろう。
そして、気がついたら、「百名山全ての頂き」を目指したくなっていました。
コレクション魂に火がついた
日本人は○○百選のようなものが非常に好きである。
また、スタンプラリーのようにコレクションすることも好きな傾向にある。
百名山はこれらの二つの要素を兼ねそろえているので、アウトドア派の人は楽しむことができるはずだ。
しかしながら、「山の本当の楽しみ方をわかっていない」という理由で百名山を登る人を否定する人も存在する。
私は思う。山を始めるきっかけなんてなんでもいいじゃないか。
百名山を通して山を好きになっていきましょう。
途中で挫折したって、構わないじゃないですか。
この「冒険」を通して、自分だけのお気に入りの場所、お気に入りの山を発見する。
豊かな物にすると信じています。
さぁ皆さんが一人、一人が主役です冒険に出かけましょう。
サポートできたら幸いです
ここで１つ考えてみてください。なぜ、年配の方は登山が好きなのでしょうか？
暇だからですか？
そんなこと言ったら怒られますよ！（笑）
健康促進や友人との交流の場所として、また達成感を得られる場所としても、登山が最適であることを知っているからです。
人生の早い段階で、より多くの方が登山の魅力に気がついてくれると嬉しいです。
まとめ
百名山は日本国内の様々な場所にあります。
ハッキリ言って、簡単ではありません。
でも、このページを読んでくださっている方は少なからず、興味がありますよね？
実現できるよう、そして繰り返しにはなりますが、少しでも「楽に」「安く」達成できるよう、お役に立てれば幸いです。
次のページは
[百名山攻略②] 百名山攻略が難しい理由ってなんだろう？ いくらかかるの？
です。よろしければ読んでみてください。
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